Web会議では映像と音声を使いますから、マイクが欠かせません。
個人利用なら好きに選んでも良いのですが、相手にしっかりと意見を伝えるには、聞き取りやすい高音質な録音に対応するタイプを検討したいものです。
今回は廉価ながらおすすめできるマイクを紹介していきます。
Web会議に便利なのはスピーカー一体型
Web会議では自身の意見を伝えるだけではなく、相手からの発言を聞き取ることも重要です。
そこでおすすめできるのが、スピーカー一体型のマイクです。
これを使えば別途、スピーカーを用意する必要がありませんし、コンパクトな一体型なので設置を場所選びやすいです。
価格は安いものなら3,000円程度からで、1万円も出せば高機能なアイテムが調達できます。
比較したいポイントは主に、電源についてです。
Web会議では長丁場も予想されるので、途中でバッテリーが切れるのは避けたいものでしょう。
このためスピーカー一体型の製品は、コードを使う給電方式を検討してみるのがおすすめです。
充電式や乾電池を使うタイプは、うっかりするとバッテリー切れになるおそれがあります。
後は多人数対応やノイズキャンセラーも比較したいポイントです。
今は個人利用であっても、将来はグループでWEB会議に参加する可能性があるため、多人数向けのものを選ぶのも悪くありません。
ノイズキャンセラーはWEB会議で嫌われる雑音を除去するのに有効です。
Web会議の音声を正確に拾うヘッドセット
ヘッドフォンとマイクが一体になっている製品が、ヘッドセットです。
職場では機械オペレーターが利用しているのをよく見かけます。
この製品はWEB会議においても、かなり利便性が高いので取り入れるケースが増えてきました。
まずヘッドフォンを装着するので相手の音声が聞き取りやすいのです。
加えてマイクが口元に来ますので、こちらの音声もクリアになり、相手に喜ばれるという特徴もあります。
価格帯としては廉価なアイテムが多く、1,000円台でも使える製品を探せるでしょう。
国産のPC周辺機器メーカーや、海外のオーディオブランドも参入していますが、いずれも1万円以内で買えるモデルが見当たります。
こちらも比較ポイントとしてはバッテリーが充電式か否かはチェックしたい部分です。
満充電で20時間近く使えるアイテムもありますが、やはり不慮の電池切れを避けるには、有線タイプが良いでしょう。
後は耳当て部がオープン式か、クローズ式かも比較ポイントです。
Web会議では重要な音の聞こえ方や装着感、疲れやすさなどが変わってきます。
Web会議に便利なマイク
Web会議に単体のマイクを使うのも悪くはありません。
しかし元々の用途が音楽やゲームの録音に特化しているため、会議に向いていないアイテムが多いので注意が必要です。
例えば別途マイクホルダーが必要になったり、USB接続ではないのでオーディオ・インターフェースが必要になる製品もあります。
この問題を避けるために、廉価ですぐにWeb会議で使えるアイテムを探すなら、自立式で角度調整ができ、USB接続が可能なタイプを探すと良いでしょう。
比較点としては単一指向性のマイクが多いため、用途が限られるので要注意です。
一人での利用なら問題ありませんが、グループで使うなら全方向型が適しています。
またポップガードやウインドスクリーン付きかどうかも比較したいポイントです。
これらは人間の吐く息による雑音を低減するなど、Web会議で役立つ効果があります。
ただし口元が隠れやすいなど難点もあるので、よく検討してから判断しましょう。
近年はPCなどで使えるピンマイクも登場しているので、これもチェックしてみるのがおすすめです。
まとめ
Web会議用のアイテムは種類が豊富なので悩みやすいところですが、基本的にはスピーカー一体型を選ぶと良いでしょう。
コンパクトですので映像の邪魔にもなりにくいです。
もちろんヘッドセットなどにも魅力はあるので、自身の用途に応じたものを選んでください。