Web会議を自席でするときにうるさいと感じたことはありませんか?主はWeb会議を自宅のリビングで行う時に周りの音を拾ってしまって主の声が聞こえないと言われたり、家族にいつまでやるの?と聞かれたりします。なるべくならテレワーク部屋でやりたいところですが、気分転換を求めてリビングに行ってしまいます。笑
自社オフィスの自席でWeb会議をする機会が愕然と増え、Web会議をしている周囲の人たちがうるさいと感じているようです。
この問題を解決する方法は何かと考えてみました。実際の解決方法も合わせて説明していきます。
マイクを変える
主はWeb会議を始めた当初は、マイク付きイヤホン(イヤホンにノイズキャンセリング機能付き)を利用していました。

実際に利用していた製品:www.amazon.co.jp/dp/B08J41BGQS
聞こえも良く軽量で小さいので持ち運びもしやすくて使い勝手はよかったのですが、オフィスの自席で使用した時に周囲の音を拾っていて、主の声が聞こえないと言われました。この製品が悪いわけではなく、耳にイヤホンをセットするとマイクが自分の口元ではなく、首元に位置するためそこから音を拾っていたので、自然と主の声より周囲の音が優先して拾われていたわけです。このマイクが360°全方向から音を拾う無指向性や全指向性と呼ばれるマイクであったため、周囲に人がいる環境には向きませんでした。在宅ワークなど個室で作業ができる環境に向いているマイクでした。

この問題を解決するために選んだマイクがUSBヘッドセットです。
実際に利用している製品:https://www.elecom.co.jp/products/HS-HP27UBK.html
ヘッドセットをセットするとマイクが口元に位置します。マイクには、周囲の雑音を拾いにくい、ノイズ低減高性能マイクを採用しており、さらに息によるノイズを軽減するウィンドスクリーンが付いています。このマイクに変えてからオフィスの自席でWeb会議をしても主の声だけがマイクを通して伝わり、周囲の音が入ることは減りました。
Web会議を日常的にしている人ならわかると思いますが、ヘッドセット型マイクの欠点は長時間利用していると耳が痛くなることです。この問題も在宅ワークの場合のみ解決させました。
この様な使い方です。

ノートPCにかけてスタンド型マイクのようにセットします。音声は、PC内蔵スピーカーから出すように設定を変更し、マイクのみ使用するスタイルです。これだと耳が疲れませんので本当に楽です。1点注意するとしたらマイクから口元までに距離が出るので自声を張る必要があります。先ほど説明したようにこの使い方はマイクと口元の距離が出来てしまうので周囲に人がいる場合は、頭にヘッドセットをセットして使いましょう。
ノイズキャンセル機能を利用する
周囲に人がいる環境下だと自分の声が周囲に与える影響もありますが、逆に周囲の話し声や作業音・歩行音が自分に影響を与える可能性は十分にあります。この場合、使用するスピーカーにノイズキャンセル機能がついていると周囲の雑音をカットして必要な音声だけを流してくれるので製品を選ぶ時にこの機能が付いているかチェックしましょう。
最近の主要Web会議システムには、ノイズキャンセラー、エコーキャンセラー、オートゲイコントロールなどの音声処理をWeb会議システム内で行ってくれる製品がほとんどです。ただ、完全にWeb会議システムだけで処理できるわけではないので外付けマイクスピーカーでも同様の音声処理機能が着いた製品を利用するのがいいでしょう。
パーテーションやアクリル板を設置する
オフィスなど広いスペースがあれば、開閉式パーテーションがあるだけで周囲の音を軽減することができます。在宅ワークなどスペースが確保できない環境であれば大人1人をカバーできる大きさのアクリル板で代用できます。
新型コロナウイルス感染対策で飲食店などに設置してあるアクリル板越しに会話をすると相手の声と自分の声が籠って聞こえづらくないですか?アクリル板に自分の声が跳ね返ってきているからです。
お子さんの面倒を見ながらや介護をしながら在宅ワークをされている方は、アクリル板を用意してみるといいでしょう。完全に音を遮断することは難しいですが、ないに越したことはないですし、周囲に気を配りながら在宅ワークできると思います。
将来的には個室を用意する
ここまでご紹介してきたのは、コストをかけずすぐに実践できる方法です。即効性はありますが根本的に解決したい場合は、個室や1人になれる環境を整えるのが1番です。その上でご紹介したことをすれば快適なWeb会議を行うことができます。
ぜひ実践してみてください。